久々のささまるいじり
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ささまるにはシフトケーブルのアジャスターがない。そこでこれをつけることにした。
シマノ ケーブルインラインアジャスター SM-CA50 ケーブルアジャスター 樹脂 1ペア(2個入り) シフト用 ISMCA50P 32533
元々ついていたディレイラーはTourneyで、これにはアジャスターがついていたので、今回のこういうものも必要なかったのだけど、SLXに替えてからはアジャスターなしだったのでセッティングがシビアで。
やっぱりアジャスターがないと不便だからそのうちつけなきゃな、なんて、よく調べもせずにこんなものを入手していたのだけど。
Jagwire(ジャグワイヤー) インデックスアジャスティングバレル(M5) ブラック BSA028
そしていよいよ取り付けるか、と久々に工具を持ったのが一昨日。ディレイラーかフレームかシフターか、どこかしらには付くんだろうと楽観的にケーブルを外して。
でも…、どこに当ててみても付きそうにない。ていうかなんだこれ。使い方からして分からない。
そこで初めて調べたら、これはロード用のフレームに付けるもので、かつこれを取り付けるための細工がしてあるものにしか使えないものらしい。残念。無駄に楽観的すぎた。
Tourneyについていたアジャスターに似ていたから、SLXの同じようなところに付けられるものだと思い込んでいた。
そこであらためてちゃんと調べてみると、SLXはアジャスターがつかない仕様で、基本的にはシフター側にアジャスターがついていてそちらで調整するものらしい。
なるほど、そういうことか。
オフロード向けのディレイラーだから、草木などの接触の可能性がある足回りにはアジャスターをつけない、っていうことなんだろう。
だがしかし、ささまるについているシフターはA050。
アジャスターはついてないし、付けられもしない。シフターを変える気もさらさらない。
そこで、やはりケーブルにアジャスターを付けるしかなさそうだということで、冒頭の写真のブツを入手したのでした。それが昨日。
さて、入手前に調べたところ、ケーブルを切断して間にこれを挟む、ということだったのだけど、正直よく分からなかった。
入手して、いじってみてもいまいちピンとこなかった。
でも、平たく言えば、ひねると伸びたり縮んだりする筒であることは分かったので、これはまあアウターケーブルを切ってその間に挟めばいいんだろう、と。
ああ、なんていい加減なんだろう。
そして作業開始。
まずはアウターケーブルをただ切ってこのパーツを挟もうとしたのだけど、筒の中にアウターケーブルが入らない。
なのでアウターケーブル表面の黒い皮膜を取り去ることにした。
本当にこれで良いのかは取説にも書いてないしネットにも情報がなかったので分からないけれど。
でも細いケーブルに替えでもしない限りこれしか方法がないので、これで良いのだろう。
そして差し込んで。
こうだったのが、
こうなった。
これで本来は完成なんだけど、実はここまでの過程で小さくも決定的なミスをしていて。
それは何かというと。
このアジャスターを間に挟む分だけアウターケーブルが長くなるので、その分を切り詰める必要があるのだけども、目分量で切ったら、切りすぎた。
さてどうしよう。ハンドルをちょっと曲げるだけで、ケーブルが引っ張られてシフトチェンジしてしまう。
…そこで目をつけたのが、このパーツは2個セットだということ。
本来はフロント・リアに一個づつ付けるために2個セットなんだろうけど、ささまるはフロント変速はないので1個しか必要ない。
だがしかし、アウターケーブルを切り詰めすぎた分、これを追加すればちょうどよくなるのではないか。
ということで、こんなところにもう一個つけてみた。
結果、アウターケーブルの長さはちょうどいい感じに。
おまけに、ディレイラーをいじりながらの調整の際、ハンドルまで手を伸ばさずにケーブルを調整できるようになった。フロントギアことチェーンホイールの隙間に指を入れての調整になるのがちょっと微妙だけども。
プロなら絶対やらないだろうな、こんな改造。
ということで、はからずもまた一つ異彩を放つことになった、ささまるなのでした。
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