SNSをつくる パッケージ選定編

2018年12月16日

この記事を読むのに必要な時間は約 6 分です。

そう、SNSを作ってみたくなったんです。

いきさつは、前のエントリーにて。

そして、ドメインは決定しました。

minima.life .

そうなると、次は、いかにして形を作るかです。

まず、技量的に、一から作ることは考えられない。いえ、一から作った人のサイトなども読んでみて、面白そうだとは思ったものの、先を急ぎたい気持ちのほうが強くて。

そこで、まずは「SNS 構築」などとググってみて、どのようなパッケージというか、ひな型になるものがあるのか、知ることから始めました。

WordPerssのプラグイン「BuddyPress」

その前に、事前に知っていたものとして、WordPressのプラグインである、「BuddyPress」がありました。

これは、当ブログを始めたころに、実際にインストールして、少しいじりました。

その時の感触としては、「良いんだけど、ログイン画面がWordPress丸出しなのがちょっと…」。

実際のところ、今思えばこれはどうとでもなるのかもしれませんが、いじっていた当時には結局解決方法が分からなかったこともあり、候補から外しました。

OpenPNE

ということでBuddyPressについてはひとまず置いておき、ググると必ず出てくる、「OpenPNE」に着目しました。

使用感はmixiに似ていると書かれていることが多く、それは私の希望にもかなっていたので、まさに渡りに船の気分でした。

そうとなればまずは触ってみたい。

ということで早速インストールを試みたのですが、これがうまくいかない。エラーが出てインストールできませんでした。

そこで公式SNSに質問してみるも、回答はもらえず。

ということで、未練を残しつつも、次の候補をあたってみることに。

抹茶SNS

「抹茶SNS」も、よく検索にヒットします。社内SNS向けとして紹介されていることが多いです。

ですがこれは、モバイルのサポートが有償版のみということが分かり、候補から外しました。

XOOPS

そして次に目をつけたのが、XOOPSです。

これはWeb上の記事をざっと読んだ限り、どうにも敷居が高い気がしていたのですが、とにかくいじってみなくては分からない。

では、ということで、早速パッケージをダウンロード。

さてインストール、というところで、気づきました。

私はレンタルサーバーとしてCORESERVERを利用しているのですが、これの設定メニューの中に、既にXOOPSがありました。

これは簡単。

インストールはチャチャっと終わり、早速いじりはじめました。

 

追加モジュールを入れたり色々楽しんでいたのですが、ほどなくしてスマホでの表示に不満が出てきました。テーマがいくつかあるものの、どれも今一つしっくりこない。

そこで、海外なら素敵なテーマがあるのでは?と思い、海外サイトへ。

おっ、かっこいい。

 

…この頃からでしょうか。どうも、自分がいじっているXOOPSと、海外サイトのXOOPSは違う。図書館で借りてきたXOOPSの書籍と自分がいじっているXOOPSも、書籍が古いとはいえ違いすぎる。そのように思ったのは。

そこで調べたところ、どうもXOOPS界隈には分裂騒動があったらしく、現在日本でXOOPSと呼ばれているものは派生版で、本家とはだいぶ異なるらしかった。

そして、ちょっと前から感じていた活気のなさ。

どうやら、基本的に時代遅れのものだったんだな、と思ったら、腑に落ちました。

そして、XOOPSについて調べている時に目に入ってきたのが、Drupalでした。

 

Drupal

ここにたどり着くまでが長かった。

「SNS 構築」といった検索ワードでは決してその名が出てくることはない、Drupal。

ですが、一度その名を知ってしまえばあとはこちらのもの。

例えば「Drupal SNS」でググり、SNS向けとして、Drupal Commons、Open Socialの2つのディストリビューションを知りました。

これのどちらをいじってみるか少し迷いましたが、Drupal CommonsはDrupal 7ベース、Open Socialは最新のDrupal 8ベース。これから始めるならせっかくなので新しいほうを、ということで、Open Socialをいじってみることにしました。