VMware上のmacOS Mojaveをフルスクリーン表示する
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やってみたかった
そう、やってみたかったんです。タッチパネル対応のタブレットPCで、Mac。
そのためだけにではないんですが、前々から狙っていたタブレットPC、ThinkPad Helix2を手に入れたので、やってみることにしました。
ThinkPad Helix2
これはいい機種ですよ。これからメインで使用する予定なので、度々溺愛記事を書くことになるかと思います。
VMware
今回は、VMwareを介してmacOSを使用します。バージョンは執筆時点で最新の、VMware(R) Workstation 15 Player(15.0.2 build-10952284)。
Playerのみ利用するので、無料です。
ダウンロードはこちらから。
そして普通にインストール。ここは特に迷うようなことはないかと思うので手順等は割愛します。
まずはSnow Leopard
まず必要なのはもちろんmacOSですね。
そして、パッケージで買えるのは、今となってはかなり古いですが、10.6 Snow Leopardです。
購入はAppleの公式サイトから。気になるお値段は¥2,222。注文したら即日発送されました。
レビュー参照用に、一応Amazonのリンクも貼っておきます。
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インストール手順については、基本的な流れは以下を参照させていただきました。
ただ、私はこの手順どおりにはインストールを進めることができませんでした。
具体的には
- VMware Player「ゲスト OSがMac OS X Serverではありません。」
- OS Xのインストール先となるディスクがない
- 音声が出ない
- 画面解像度を変更したい
- キーボードの日本語化
といった点。以下におおいに助けられました。
ただ、一点、画面解像度を変更したい、というかフルスクリーンで表示させたかったので、そこはハマりました。
色々試しましたが、最終的には、Unlockerを最新バージョン(執筆時3.0.2)で上書きすることで無事にフルスクリーン表示することができました。
本命はMojave
次に、macOSの執筆時最新バージョンである10.14 Mojaveのインストールに移ります。
下記を参考にさせていただきましたが、
私は、単にISO化したインストーラーをマウントしただけで、インストールを進めることができました。
ですがしかし、このままではフルスクリーン表示ができませんでした。
フルスクリーン表示で気分はMac
そこで色々と調べたところ、下記の方法を発見。
仮想Mac上で、以下を実行します。
sudo /Library/Application\ Support/VMware\ Tools/vmware-resolutionSet 1920 1080
そして再起動すると、無事フルスクリーン表示ができるようになりました。
これで気分はMac。操作性も思ったよりストレスなく動き、軽い用途であれば普通に使えそうです。
タッチパネルも使えるし。めでたしめでたし。
さて、引用ばかりでアレな記事になってしまいましたが、この記事の要点は、
VMware上のmacOSをフルスクリーン表示させるためには、
- Unlockerは最新バージョンを使用すること
- vmware-resolutionSetを実行すること
です。
こう書くと単純ですが、ここに至るまでなかなか苦労したので、記事としてまとめてみました。
これも誰かの役に立つといいな。
以上、最後までお読みいただきありがとうございました。
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